トクサツガガガが面白すぎる理由

マンガワンで今読める、トクサツガガガが面白すぎる。

その理由を分析した。

 

1.解像度の高い像

特撮オタクOLの話だが、オタク面もOL面も解像度が高い。

キモメンコミュ障がデュフフ…みたいなステレオタイプ的なオタク像でなく、カーディガンかけてキャピッ!ってOL像でなく、記号的なキャラがいない。

 

あふれ出る特撮知識、特に一般人が引くタイプの知識でなく、へぇ〜勉強になるなぁって知識をセレクトして教えてくれる。

「特撮の撮影では予算が少ないなどの裏事情」「工夫をこらした撮影方法とそこに詰まった職人魂」など。

決して「何作目のナントカジャーこそ至高!」みたいな狭苦しい知識は出てこない。

 

OLでありながらオタクを隠す、コミュニケーションで困難にぶち当たり続けるやり取りも最高。

オタクの内面性も、OLの社会生活も、どちらもリアリティあふれている。

特撮オタク×OLの設定を存分に活かしきれている。

 

2.一話完結!良い話にまとめる

毎回良い話にまとめてくれる。

①現実世界で困難が訪れる、今回の登場人物を見せる

②困難に振り回される

③特撮知識が出てくる

④特撮知識との共通項を見つけて解決

の構図が多い。

①〜④にしてみたら気づいたけど、キレイな起承転結だ。

解決のときも善人ばかりの世界で、ベースの話を良い話にまとめてくれてるので、毎回安心して読める。

 

3.不意打ちのパンチ効いたコマ

ベースがしっかりした上で、パンチの効いたコマで笑いを取ってくる。

前回のあらすじで毒親vs娘(主人公)の構図を「たのしくないぬりえ!」で描いたり、任侠さんは魔法少女好きだけどなりたいわけじゃないんだと言いながら「魔法少女任侠」の絵があったり。

本筋を邪魔しない程度(1話でだいたい1コマ)でパンチ効いたコマを入れてくる。