呪術廻戦!面白さの陰に冨樫先生!(ハンター再開記念)
呪術廻戦が面白い。色んなところで鬼才と言われているが、まさに鬼才だ。
脚の太い近未来杯から応援してました。今もめっちゃ応援してます。
さて、冨樫義博先生の狂信者からすると、作者の芥見先生も冨樫フォロワーであると言われているが、それがよくわかる。
オレでなきゃ見逃しちゃうね、くっくっく。うふふふ(団長の手刀を見逃さなかった人)
【芥見先生、面白くない映画をたくさん見る】
イタドリの修行で面白くない映画をたくさん見るものがあった。現在の幼魚編でも、面白くない映画の話で吉野と盛り上がってた。
実体験で作者は面白くない映画をたくさん見たに違いない。そう断定できる根拠は2つある。
その根拠1、冨樫先生のマンガのコツのインタビューで「面白くない映画を見る」があるからだ。
どうすれば面白くなるか?を常に考えて見ると、自分の作品作りに生きる、という旨のことが冨樫神のお言葉で語られた。
根拠2は、省略の技法が「面白い映画」に近いからだ。つまらない映画はダラダラ時系列的にあったことを映像化する。面白い映画は、必要な情報だけを密度濃く示し、描かない所は描かず、見せ所はしっかり描く。
少年院編での野薔薇の戦闘ほぼカットは、その直前で野薔薇登場で戦闘見せたばっかりだから。幼魚編で吉野の母親は文章退場なのは、特に下半身うんぬん氷嚢うんぬんで異端さを示したいだけでグロさを示したくないから。
面白い映画ならではの省略手法である。
根拠2の応用として、面白くないマンガ、打ち切りマンガの研究も相当したはずだ。
芥見先生は少年院編で1名死亡の結末を先に書くという諸刃の離れ業をやってのけた。ちょうど打ち切りマンガが失速するあたりでこれを入れてきたので、1つの絶対打ち切り回避ワザだ。
これほどまでの研究に裏打ちされた、呪術の面白さ!乙骨先輩たちも残ってるので、失速はなく、このまま文句無しの看板まで成長すること間違いなしだ!