藤井聡太歴代最多の28連勝に並ぶ!人気の秘訣に迫る

藤井聡太のがデビュー以来、連勝記録の大活躍だ。

記録を更新する前から、なぜここまでニュースになるのか?それは将棋ファンにとって応援せずにいられない事情があるからだ。藤井聡太四段の人気の秘訣にアマ有段の私が迫る。



1.デビューが劇的!強者のバトンを引き継ぐ!


藤井四段は最年少記録でのプロ入りで、まずニュースになった。

奇しくも初戦の相手は、藤井四段がプロになる前まで約60年の間破られなかったプロ棋士の最年少記録を持ち、タイトル戦でライバルたちと数々の名勝負を繰り広げだ加藤一二三。この時点でドラマを感じずにはいられない。

同じ居飛車党で、相矢倉を制した藤井四段。この勝利加藤一二三からのバトンを引き継ぎ、藤井が今後タイトル戦で加藤一二三のように大活躍し、数々の伝説を残すことが多くの将棋ファンの目に自然と浮かんできたのだ。ここから応援せずにはいられなかった。



2.居飛車党の本格派!正々堂々としたプレースタイルと確かな実力!


最近の若手棋士にはゴキゲン中飛車やダイレクト四間飛車など、新しい戦法を使う棋士が多い。これらは勝ちやすい戦法だ。

マチュア同士で指してると、「それでお前が勝っても、お前が強いんじゃなくて戦法が強いんだからな!」って言いたくなる(私は居飛車党だし、振り飛車党に同じことを言われる穴熊は指さない)。

例えるならば、武器が刀の勝負のはずなのに銃を使われた感が、勝ちやすい新しい戦法にはある。

しかし藤井聡太は昭和の時代に数々の名勝負を生み出した、古くからある戦型「角換わり」を得意とする。

角換わりは比較的先後同型になりやすい。例えるなら、藤井聡太は相手と全く同じ刀を使い正面から斬り合って勝っている。

正面から倒しきる棋風と、オールドファンがニッコリする角換わりで、藤井四段は将棋ファンの心を掴んだ。



3.時代が待ち望んだスター!


将棋に関する話題は近年多い。

加藤一二三のひふみんネタ(おもしろ発言やおもしろ行動)も最近有名になったし、電脳戦などニコニコ動画とコラボしてネット民にも広がりつつあるし、AIに敗北時、特に米長の敗北時が一番話題になった。

注目は高まりつつある中、棋士のスターは羽生以降出てこない。

佐藤天彦は若くて強くとも、髪型がヘンだし(失礼)貴族感が将棋っぽくないからなんか将棋のスターと違う。ザ・将棋ってなると素朴さが欲しいなあ。。。

スターが待ち望まれた中で現れたのが藤井四段だ。中学生の素朴さは将棋っぽさがあり、学生棋士というのも人気マンガ「3月のライオン」の設定に似ている。

3月のライオンは老若男女(特にハチクロの作者なので若い女性にも)人気作品。主人公の桐山五段も学校に通いながらプロ棋士をしている。

設定が似ているので、将棋を知らない作品ファンもついてこれる。
こうした経緯もあり、将棋を知らない層の注目も集めたのだ。


以上のように、藤井四段は「劇的デビュー」「オールドファンもニッコリな実力と棋風」「時代がスターを待ち望んでいた」ことから、ここまでの人気を集めている。
今後の活躍を注目せずにはいられない。